HSP

日々のしあわせを感じるためのコツ

happy

生まれながらに繊細な気質を持ったHSPさんが、日常でどんなことに気を付けて過ごしていれば不安な気持ちを減らして幸せな気持ちでいられるのか?を考えてみました。

HSP特有の敏感さからくる刺激のストレスを軽減して、心穏やかにしあわせを感じる毎日を過ごすための土台をつくる簡単なコツ5選を紹介します。

自宅編

安心・安全のくつろぎベース自宅空間を整える

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外部からの刺激に敏感なHSPさんにとって、心からリラックスできて安心できる自宅の状態は何より大切です。

特に外出やお仕事で外からの刺激を受けやすい方は、消耗したエネルギーをチャージできるような場所や空間を作ってしっかりと休みを取りましょう。

HSPさんの場合、第一の安心基地である自宅を整えるためにはお金も時間もケチらずにかけたほうがよいと思います。

好きなもの、心地よいものに囲まれた自宅の空間は、疲れた心やからだを最高にくつろがせてくれます。

私は物が多くごちゃごちゃとしている空間は苦手なので、自宅はできるだけスッキリとどこに何があるか把握できる状態を保っています。

私はもともとインテリアや建築デザインにも興味があり、お気に入りの空間の写真を探して壁に貼り

どうすればこの空間に近づけるかな?

と考えながら物を選んだり家具の配置して楽しんでいます。

例えば、吹き抜けでアイアン素材のらせん階段の2Fフロアになっている部分に本棚のある家にしたいな~と思ったら階段そのもの自体はすぐには変えられないので、部屋の本棚にあった本の位置を階段に移して並べてみました。

ただの階段だった場所がまるで図書館のようになり、本が選びやすくなったのか子どももよくそこで本を読むようになりました。

狭い空間ですが、中間の踊り場など妙に居心地がよくなってお気に入りのスペースになりました。

HSPの想像力の豊かさを駆使して、自分がよりくつろげる理想の家に近づけていく。

このようにちょっとの工夫でもいいので、心地よくいられる理想の空間を作り続けていくと日常生活の楽しみが大きくなりますよ!

ロングスリーパーのHSPさんには寝室の環境が大切

ベッド

私は子どもの頃からよく眠るロングスリーパーで今でも昼寝が大好きなのですが、睡眠が浅く短いと翌日すぐに不調になります。

ちゃんと睡眠が取れているかで気分や体調ががらっと変わってしまうのです。

だいたい毎日8~10時間は寝ているのですが、しっかり安心して眠れていると普段の生活でカラダも心も整って安定していきます。

自分が眠りたいだけ眠る時間を取れる日は、起きた後顔もハリが違って明らかに数歳若返っている気がします。w

夜眠るときに家の周囲の音や窓からの光で眠りが妨げられてしまうと、ぱっと目覚めて眠れなくなることもあります。

音や光に敏感なHSPさんは遮光カーテンや防音カーテンを使ってぐっすり眠れる環境を作ってあげることも大切です。

さらに、カーテンの素材と色、布団や寝具も自分が落ち着くトーンで揃えて寝室には余計な家具や物は置かずにすっきりとさせることにより、視覚から入る余計な情報を遮断します。

空間が広く感じられて掃除も楽になるのがいいです。

眠る前には自分の好きな香りのアロマを焚いたり、ミツロウろうそくで暖かい雰囲気を作ってリラックスできるように工夫しています。

火を眺めると心がゆっくりと落ち着きます。

スマホやテレビなどは目も脳も刺激で疲れるので、眠る前2時間くらいからは避けたほうがよいです。

眠れない場合はベランダに出て星や月をぼーっと眺めたり、外の気温や風を感じたてみたり軽くストレッチをするとだんだん眠くなってきます。

1日の終わりにノートを書いて、その日のうれしかったこと、ワクワクしたことなどを思い出してみるのも安らかな気持ちになるのでおすすめです。

その日に感じたことを全部書き出してみることで、自分の中がからっぽになりスッキリとした気持ちで眠れるようになります。

外出編

人の多い場所へ行くときは、あらかじめ防御の体制で

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イベントや大人数の集まりなど、刺激もたくさんの場所へ行くときには防御の心づもりをあらかじめに持っておくようにします

音の刺激が心配なときは、ヘッドホンを持参。視界からの刺激を和らげてくれるつばのある帽子や包み込まれているようで安心するストール

などのアイテムも、人混みで心を落ち着かせるためには有効。

サングラスも人からの視線の刺激が軽減されてよいです。

周りの人や場の雰囲気に合わせて疲れて帰りたいのに帰れなくなったり、無理にしゃべろうとして緊張してしまったりすることが予想される場合は『無理はしないでおこうね』とあらかじめ自分自身と約束をしてから出かけます。

今日は『無理しないでいい』と最初にインプットして決めておくことで、出かける前の緊張や不安を避けることができます。

集まりなどでしんどくなっているのにどうしても帰れないようなときは、場所を移動して一人になれるところで息抜きをしてみてください。

自分の好きな香りのアロマスプレーを持ち歩いてリフレッシュに使ったり、心が落ち着くまで何度も深呼吸を繰り返してみると疲れがスッと軽くなります。

女性ならお化粧を直して気分を切り替えるのもいいです。

そういうときのために、自分なりのリラックスアイテムをいくつか持っておくと心強いですよ!

自然の多いところに出かけるようにする

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HSPかつエンパス体質の私は、昔から自然の中が大好きでした。

森や湖、山や草原、海ととにかく自然の中にいると、心身ともにクリアになりどしっと安定します。

五感にいい刺激が入ってくる~とカラダが喜んでいるのがわかるんですね。

都内で会社勤めをしていたときは、できるだけ空の開けた場所少しでも緑のある公園によく休憩に行っていました。

周りの人にはちょっとあやしまれるかもしれませんが(笑)、木に寄りかかったりカラダをもたせ掛けたり、葉っぱを触っているだけでも心が楽になります。自然のチカラは理屈抜きにすごいです。

自然を感じる機会が少ないな~と思っている方は、ぜひ意識して少しでも自然のある環境に出向いてみてください

HSPさんは動物好きの方も多いので、動物と触れ合えるような自然の場所も心が癒されるのでよいかもしれません。

外出のあとは、しっかりと休む時間をつくる

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外に出かけるだけでも様々な刺激を受け取っているHSP気質さん。

楽しかった外出も、自分が思っている以上に、脳もカラダも疲れていることもあります。

どれだけ休めば楽になり戻るのかは、人それぞれ本当に違います。HSP気質をただのマイナス要素にしないで活かしていくためにはまずしっかりと自分のペースで休めるようになること。

無理せず我慢せずに、自分が休みたいときに許可を出してあげられるようになることです。

他の人より確実に疲れやすい自分を、許して労わってあげる気持ちをいつでも持ちましょう。

自分の状態は自分にしかわからないので、外に許可や理由を求めずに自分で気付いて整えられるようになることを目指しましょうね。

しあわせを感じるベースは心とからだの両方から

心とからだの両方の調子が整っていると、しわせを感じる感度もぐっと高くなります

調子が悪い時には気が付かなかったようなささいなよろこびにも気付けるようになり、日々が明るくなっていきます。

HSPさんの場合、からだの感覚に関わる物事の不快を減らして快を選ぶことがとても大切です

音や光、匂い、食べ物、肌触り。

不快だなと思ったら思い切って断ったり変えてしまう勇気もときには必要かもしれません。

日々のしあわせをより感じることができるように、身の回りの快・不快をぜひ見直してみてくださいね!

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