HSS型のHSPは、同じHSP気質でも内向型のHSPさんと大きく違っている部分もあります。
興味を持ったことに対して積極的だったり、明るく大胆なところが目につきやすいですが
内面は繊細さを併せ持つというのがHSS型の気質です。
HSS型の方に多く見られる特徴をまとめてみました。
新しいことやトレンドが好き
好奇心旺盛なHSS型HSPは、流行のものや新しいものにも敏感です。
「なんかワクワクする!」
「楽しそう!」
と思ったものはすぐに取り入れてみようとします。
次世代的なメディアや最新のIT機器を試してみたり、ファッションもトレンドを好む傾向があり
「自分のスタイルはこれ!」とこだわりがあったり、おしゃれ意識のある方も多いです。
ただ単純にトレンドが好きなだけではなく、自分なりの考え方や物を見る基準を持っているので
なぜそれが好きなのかという理由もちゃんとあったりします。
考えるより衝動で行動してしまう
HSS型らしい特徴の一つに、探求心に動かされて大胆に行動できるというところがあります。
例えば、気になるスポットや会いたい人の講演会などがあると
「おもしろそう!行ってみたい!」
という衝動からお金や時間、距離などを気にせず飛んでいくような感じです。
普通の人からすると、飛行機を予約して宿を決めて何日には帰ってこないと。。と面倒に思ってしまうことも
HSS型の方は目的のためなら難なくこなしてしまうのです。
私も子どもの頃からそうなのですが「知らないところを冒険したい!」という気持ちが強いです。
また、人に対してオープンなように見えるHSS型HSPですが、内面は繊細なので実は人見知りだったりということもあります。
ですが「この人と関わってみたい!(おもしろそう!)」というスイッチが入ったときは、自分から積極的に連絡を取ろうとしたりもします。
人に対しての包容力が大きい
HSS型HSPさんは「自分が変わったタイプの人」と自分で知っていることが多く、天才肌でちょっとぶっ飛んでいるような発想を持っていたりもします。
「おもしろそう!」が原動力なので、変わった人や面白そうなものが好きなことも多いです。
「世界にはいろいろな人がいて、違うものがたくさんあってこそおもしろい!」
と思っているので多様性に対してとてもオープンです。
そんな理由から、どんな人でも受け入れられるキャパが大きい、初対面で誰とでもフレンドリーに話せるという特技がある方もたくさんいます。
同じ環境では飽きてしまう
好奇心旺盛な一方で興味がなくなると飽きる性質を持っているHSS型なので、同じことが延々と続いているような環境ではすぐに飽きてしまいます。
ですので、海外に移住される方や、短期間での引っ越しが苦にならないといった傾向もあります。
「いろんなところへ行ってみたい!」と変化していくこと自体が楽しいので、新しい環境への適応力は高めです。
仕事でも海外転勤のあるような会社を選んだり、転勤が多い方が自分に合っているという方もいます。
仕事では悩んでしまうことも多い
本来は自由に興味のおもむくままにいたいHSS型のHSPさんは、毎日同じ職場で同じような仕事をする会社勤めの働き方は合わずに悩んでいる方がたくさんいます。
大胆な性質を持つ一方で、深い思考ができるHSPの繊細な慎重さも併せ持っているので行動するときや、衝動で行動してしまった後に不安や恐さもわいてくるんですね。
「おもしろそう!と思って選んだけど、やっぱり不安だ。。どうしよう」
とひとり反省会をぐるぐると始めたりします。
また、人間関係では本来マイペースなタイプなのに人と合わせようとして無理をしたり、
包容力が大きい分、他人から頼られすぎてキャパオーバーになるといった悩みもあります。
HSS型の強みをいかしつつ、繊細な部分も大切にしながら仕事の方向性を考えることが必要です。
フリーランスや委託、個人経営、パラレルワークで自分らしく働いている方もHSS型に多く見られるので、多方面から考えてみるのもいいかもしれません。