HSP

HSS・HSE・HSPセルフチェックテスト

自分がHSPかどうか知るための目安の一つとして、チェックテストがあります。

HSP提唱者のエレイン・アーロン博士の診断テストから派生して、現在はネット上にも様々なものが出ています。

私は具体的に細かく診断できるので、“鈍感な世界に生きる敏感な人たち”の著者心理療法士のイルセ・サンのチェックテストを主に利用しています。

48項目に当てはまる点数を入れ合計点で見ていくので、自分の敏感さの度合いがわかりやすいです。

本の出版社ディスカヴァー・トゥエンティワンから簡易版のチェックテストも出ています。

まずは手軽に診断してみたい方に向けたオリジナルのチェックリストを作りましたので、よろしければ参考にしてみてくださいね!

※HSPは病名ではなくテスト内容に医学的根拠はありません。個人の見解ですので参考までにしてください

かんたんHSPチェックテスト

あなたの普段の状態から、思いつくものをぱっと選んでみてください。

大人になってから身に付けた社会的な性質ではなく、自分が子どもの頃に強かった傾向を考えてみるのも診断のひとつのコツです。

当てはならない・あまり当てはならない→0点
当てはまる→1点で計算してみてください

  1. 一つのことから様々なことを派生させてじっくり考える
  2. 想像力があり空想するのが得意
  3. 物事の本質をずばっと見抜いてしまう
  4. 音や光、におい、服の肌触りにも敏感で強い刺激に弱い
  5. 長時間人と話すと気疲れを感じる
  6. 飲み会や大勢の集まりはすぐに帰りたくなる
  7. 機嫌の悪い人がそばにいると逃げたくなる
  8. 相手の気持ちやしてほしいことをすぐに察する
  9. 美しいものやアート作品を観ると気分が高揚する
  10. 些細なことでも驚きやすい
  11. 他人の気持ちがわかり気にしてしまう
  12. ネガティブなニュースや暴力的な映像は嫌い
  13. よくないことがあると自分が悪いと責めてしまう
  14. お腹が空き過ぎると何も考えられなくなる
  15. 映画やドラマで感動して泣きやすい

合計   点

いかがでしたか?

10点以上当てはまることがあれば、HSPの気質がある可能性も考えられます。

ただ、テストを受けた日の状態や自分がそうではないと思い込んでいる場合などもあるのでテスト結果は絶対ではありません。

現在の敏感度を測る自分を知るための目安の一つとして考えてくださいね。

かんたんHSS型チェックリスト

HSPさんの中にはhigh sensation seeking(刺激追求型)のHSS型という性質を持つ人もいます。

傷つきやすく繊細な部分もあり、敏感度が高いことはHSPさんと同じなのですが刺激や新しいものが好きで好奇心旺盛という部分が大きな特徴です。

HSP気質のうちの30%がHSS型と言われています。

こちらも簡単なチェックリストを作ってみましたので、HSP診断の後によろしければお試しくださいね!

当てはならない・あまり当てはならない→0点
当てはまる→1点で計算してみてください

  1. 新しいものが好き
  2. 旅行が好き、一人で旅に出たくなる
  3. 興味のない話はつまらない
  4. 物事にはまりやすいが飽きっぽい
  5. 好奇心旺盛だが、リスクは負いたくない
  6. 興味のある人と付き合いたい
  7. 単純作業は苦手で自由に働きたい
  8. 刺激を求めて外へ出るが、そのあとぐったりする
  9. 人当たりはよいが本当は人見知り
  10. 集中するとやりすぎてへとへとに疲れる
  11. 家では一人で心地よくゆっくりしていたい

合計   点

7点以上当てはまるなら、HSSの傾向を持っている可能性も考えられます。

私自身もHSS型で好奇心旺盛ですが、物事に一気にはまってはさーっと飽きやすいです。

新しいお店の開拓や未来を感じるような新商品も好きですし、単調な日常は耐えられず興味がひかれる面白いものをいつも探してしまいます。

HSPの刺激に弱い性質はそのままなので、外に出たい気持ちは強いですがとても疲れやすいです。

出ることで好奇心は満たされますが、新しい場所や人など刺激をたくさん受けた分消耗して疲れてしまいます。

なので、普段から自宅ではできる限りリラックスして十分な休養を取るようにしています。

また、興味を持つとがーーーーっと深く集中して食事も忘れるほどそのことばかりに取り組んでしまうので、

何事もやりすぎないよう、ほどほどに。と肝に銘じて気を付けています。

かんたんHSEチェックリスト

HSPの中にはHSE型と呼ばれるHighlySensitiveExtroversio(非常に敏感な外向性)と呼ばれる人もいます。

※参考:内向性・外向性についてはアーロン博士のホームページの中で内向型と外向型についての記事があります。

HSS型との違いは、HSSは刺激を求める・探求するのに対しHSEは人との交流がエネルギー源になることですが、HSS+HSEのどちらの気質を持っている方も多くいらっしゃいます。

HSEの特徴が前面に出ると社交性が高く、積極的で明るい印象ですが、刺激が多いと疲れるのはHSPの気質と一緒。補給の時間が必要となります。

自分はHSE型かな?と気になる方は、こちらからチェックしてみてくださいね。

当てはならない・あまり当てはならない→0点
当てはまる→1点で計算してみてください

  1. 人との交流が好きで積極的に関わりたいと思う
  2. 一人で家にいるより誰かと一緒にいたい
  3. 団体行動を楽しめる
  4. 人と協力して何かを成し遂げるのが好き
  5. イベントなど人の集まる場所が好き
  6. 会話のコミュニケーションで人に伝えるのが得意
  7. 活動的に動いたあとにどっと疲れが出る
  8. グループをまとめたり、人を巻き込むことができる
  9. 友人が多く人脈が広がっていきやすい
  10. 集団の中で役割を調整するのが得意
  11. 社会的な物事に興味を惹かれる

合計   点

7点以上でしたら、HSE気質を持っている可能性も考えられます。

華やかに人と交流できるイメージのHSEさんですが、内面の繊細な部分を表に出すことができずに周りから理解されない、期待に応えるようがんばりすぎてしまうと悩んでいる方も多いです。

人といる分は楽しいけど一方で消耗していく。

一人でいると悩み過ぎてしまう傾向もあるため、一人でいても心ゆくまでリラックスできる時間を持つことが必要です。

テスト結果にとらわれ過ぎない

HSPの概念は様々に捉えられて多様化してきているように感じますが、心のことなので「これが正解!」ということはなく

できるだけわかりやすく目に見える形で示したのが分類型なんだと思います。

実際はどのタイプが完璧に当てはまる!ということはそれほど重要ではなく、自分の内面への理解を深めることでより生きやすくなることが目的です。

HSPは先天的な資質ですが、生きていると様々な状況から人の内面は日々変化していきます

私も普段はほとんどない、HSE気質ががーっとあらわれたりした時期もありました。

そのときそのときの自分の心の変化をよく見つめ、おおもとのHSP気質を考慮しながら

自分とうまく付き合っていくことが重要かと思います。

今のあなたの気質の状態を、まるごと受け入れて大切にしてみましょうね!

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