HSP

ゆる~く楽ちんに運動を続ける方法

運動

HSPさんの性質から物事を深く考えすぎてぐるぐる頭から離れなくなってしまったり、

心配し過ぎてあれこれ妄想で眠れないことがあるようなときは

日ごろからすこーしでも軽い運動を試してみることがおすすめです。

体育会系ではないHSPさんにとって、大人数のスポーツや激しい運動は逆に消耗度が大きすぎて疲れてしまいます。

私は誘われて参加したバレーボールは周りに気を使いすぎてへとへとだし、ウォールクライミングやランニングは限界までやってしまってその後何もできなくなってしまうので続きませんでした。

必ず日課にしているわけではなく、気が向いたらやっている程度ですが

疲れやすく飽きっぽい方でも何となく続けられそうな軽ーい運動をご紹介します。

太極拳は敏感なHSPに向いている!

太極拳

私は以前、太極拳教室に通っていました。

おっとりとした50代くらいの女性の方が講師で、ほかの生徒さんの年齢層が高く20代(当時)は私ひとりだったので気を使わなくてよく、競争心もなくて非常に楽~でした。

まったく初めてのところから、週2回通っていたのですが、太極拳を習った日は「からだがとても軽いー!!」と感じていました。

準備体操や八段錦という簡単なストレッチなど、ゆーっくりと感覚を味わいながらからだを使うことが合っていたのだと思います。

私はからだがもともと強烈に固いので、無理なくほぐれて緩む感覚が気持ちよかったです。

楊名時24式という型を学んでいたのですが、最初は先生の動きを真似ても一人だけ踊ってるみたいなへんてこな動きでしたw。

覚えてくると手の先や足の運びまで感覚を伸ばしていくのですが、動きを真似るだけでも心地よい運動になります。

動きに集中できるので余計な思考も飛んでスッキリとして、人の気配も気になりませんでした。

腰を落としてゆーっくり動くので、お腹にぐっと力が入り、どしっと落ち着いた感覚を得られるのも普段ふわふわしがちな私にはよかったです。

中庸のバランスをとる、心は柔らかくというのも太極拳が好きな理由でした。

今は通える教室が近くにないので、本とDVDを頼りにときどき思い出しては自宅でやっています。

楊 慧さんの「あなたが変わる楊名時太極拳(DVDブック)」は、うしろから見た映像もあるのでとてもわかりやすいです。

「教室に通って人目が気になる!」という方は動画を見ながらやってみるのが断然おすすめです。

私が通った教室もそうですが、太極拳教室に通われる方は穏やか~な性格の人が多い気がします。と講師の方も言っていました。

全国の比較的大きな町ならだいたい教室があるので(町営の市民講座とか)自分では続かない~という方は、まず通ってみてもよいかもしれません。

無理なくゆるーく続けられる運動で型をマスターしていく楽しさもあり、疲れやすく敏感かつ凝り性なHSPさんにはとても合っていると思います。

私ももっとマスターして、台湾に旅行したとき公園で朝太極拳をやっている方々に混ぜてもらおうと楽しみにしています。

5分でできるチベットヨガ・簡単バージョン

ゆったり系のヨガもHSPさんには人気の運動。

私も昔から興味があり、一度お試しスクールに参加したことがあるのですが仕事で疲れていたこともあり、緩み過ぎてマットの上で即寝てしまうという事態になりましたw。

先生に申し訳なく、一緒に行った友人は爆笑しているしで大変恥ずかしかったです。。。

それからは自宅で本を見てたまーにやってみるくらい。

サントーシマ香さんのヨガ本がお気に入りです。

コラムも読みやすく、写真もきれいでちょこっと開いてやるのにちょうどよいボリューム。

朝のヨガ・月のヨガ編もあり長年愛用しています。

太陽礼拝というヨガのポーズだけを毎日日課にしてみよう!と心がけたこともありますが、腕立てのような体勢がきつくて疲れるので毎日は無理でした。(弱すぎるw)

なので、無理せずやりたいと思ったときに、本を出してきてやっています。

さらに、ストレッチで唯一続いているのは正式なチベットヨガのかんたんバージョンというもの。

5つしかないので私のような体力なし・ずぼらで飽きっぽいHSPさんでも大丈夫!!

これなら一日5分でできて、ほぼ毎日続きます。

  • 左右どちらでもよいので、首をぐるぐる3回まわす
  • 顔を天井に向けてぐーっとそらす
  • あおむけで横になり、ブリッジして四角いテーブルの形をつくる
  • あおむけの状態で、両足を天井に向かって直角に伸ばす
  • 両手両足を床につけ、おしりを上げて三角形をつくる

夜眠る前にお布団のうえで、呼吸を深ーくしながらゆっくりと。

ちょっとでもからだを動かすと、格段に眠りやすくなります。

私は心地よく眠りにつくために「今日も一日ご苦労さんですね~」という感じで、手やハーブパットで温めつつ目と首、肩回りを労わっています。

プールで浮く!HSPは水に癒される

浮くHSPさんは水の流れや水辺など、水のあるところが好きな方が多いようです

私も川や湖、海やプール、温泉も大好きです。水の音や気配を感じたり、浸かるとほっとして落ち着きます。

雨の日は窓の外を見てひたすらぼーっとして、うとうとしているのが好きです。

ちなみに、飲み水も自分に合うものはあまーく感じます(五味感覚テストで社内唯一パーフェクトだったことがあり、味覚も敏感型!)。

汲みたての美味しい湧き水に出会ったときは、飲むと内側から生き返る感じがするので味覚に敏感なHSPさんには湧き水ハンティングはおすすめです

子どもの頃はプールが好きで、水泳を習っていた時期もありましたがごちゃごちゃ人がいっぱいの中で泳ぐのは苦手でした。

塩素のにおいにも敏感なので、塩素臭のきついプールや温泉で気持ち悪くなることもあります。

レジャー向けの温泉に併設されている温泉水のプールや塩素を使用していないか少なめのプールは、混んでいなければ楽しむことができます。

ただぷかーっと浮いてみたり、浮き輪で浮かんだり。気が向いたらちょこっとひと泳ぎ~のように運動というよりはリラックスしに行ってる感じです。

ぷかーっと浮くのは全身の力が抜けて究極のメンテナンス方法。

海が好きで体力に自信がある方は、サーフィンボディボードもいいかもしれません。

一見ハードに見えますが、感覚を研ぎ澄ませて波に乗る感じが、どことなくHSP性質に合っているような気がします。

自然の中の水に関わるきれいな場所は、HSPさんにとってのパワースポットです。

運動しなくても、その場所にいるだけで癒される水場のスポットを自分なりに持っておくと、ほっとしたいときに使えます。

疲れたときの避難所です。

頭とからだのバランスをとる

コロナで外出の機会が減って、ますます運動不足の日々になりがちですが老若男女誰でもできるようなやさしい運動だったら続けられるかも!

という方がいるかもしれないと思ってこのおすすめ記事を書きました。

実際私もいろいろ試してきて、これくらいしか続いていません(汗)

紹介したのはどれもゆっくりとしていて、自分のからだと向き合うようなゆとりが持てるような運動です。

HSPさんは受け取る情報量が多く、頭に意識がいってしまいがちになることもあります。

そんなときは、ちょこっとでも動かしてからだに意識を持っていく時間を作ってあげると、バランスを取りやすくなりますよ!

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