HSP

HSPが心地よく生きるための具体的な行動6選

HSS/HSPの私が心地よく生きるために今までやってきた行動をご紹介します。

これをやってきて以前よりだいぶ楽になったな~と実際に私が感じたことです。

ちょっとずつでもいいので、自分の好みを知って行動することで暮らしや周囲がずいぶんと快適になっていきます。

静かな環境と家を選ぶ

HSP特性の通り、私は音にとても敏感です。

充電式電化製品の高い音など、本当に些細な音でも耳に入って気になるほどです。

マンションなどの集合住宅に住んでいると上下左右の人の足音や物音音楽などが気になり不快に感じます。

ひどいときは、壁から聞こえる隣人の話声(大声ではないのに聞こえてしまう)で毎晩眠れませんでした。

ホテルでも壁から音が筒抜けのようなところは眠れません。

事前に口コミチェックして、音のクレームが書いてあるホテルは宿泊しないようにしています。

現在は車通りもなく周辺に住宅よりも自然が多い場所に住んでいます

朝の野鳥の鳴き声やカエルの声など、自然の音だと大きくてもなぜか平気。

たまに朝3時頃から鳴き出す近所のニワトリの鳴き声が気になるくらいです。

HSPさんが住む場所を選ぶときは、できるだけ周辺の音が激しくない場所を選ぶと快適に暮らせます

誘われても気乗りしなければ断る

飲み会や大人数の集まりが苦手です。

逆に大人数過ぎてもスペースが広くて、自然と数人に分かれて自由に過ごせるようなところだと話しやすい人を見つけたりと何とかなります。

以前は誘われるとどこでも行きましたが基本的に一人の時間が大好きで、この時間がないと弱っていくので

余程行きたい!と思うイベントや集まりじゃない限りはほぼ断っています。

あんまり断ると嫌われるかな?グループに入れてもらえなくなるかな?と思って最初は緊張していましたが、やってみるとそんなことはありませんでした。(そもそもグループの閉塞感が苦手だったことに気づく)

断っても本当に仲のよい人はそのままお付き合いが続きます。

ちなみにこれをやっていたらもらいすぎて困ったり、自分は使わない&食べないような不要なおすそ分けもきちんと断ることができるようになりました。

断れなくて何でも受け取っていた時より、すっきりとして気持ちがいいです。

誘いを断って自分の時間が増えた分、心地よくリラックスできる時間が増えました

まぁいっか~、を口ぐせにする

まいっか

まじめで完璧主義になりがち、特に仕事ではオーバーヒートするくらいの熱量をかけてしまうが以前の私でした。

細かなことも気になる職人みたいな感じで「そんなとこまでやるの!?」と周りの人はついていけない状況がよくありました。

仕事のスケジュールに関しても考え出すと「あれやってこれやってその次はこれで。。」と延々と頭がフル回転している状態。

すごくスピードの速い世界にいたんですね。

もう無理!となって取り入れてみたのがまぁ、いっか~」(どうにかなるわ)。

ものすごい単純ですが、効果は絶大です!!

この気の抜けたような響きが重要なのだと思います。

一気に手放せてリラックスしすぎて眠くなります。

「まぁ、いっか~」と思えないときは声に出して何度も言うと、すーっと楽になります。

仕事以外にも考え事や家事などをやりすぎてしまうとき、頭や体が重たく感じるときは「まぁ、いっか~」を使います。

使うとすぐに体の動きが自然とゆっくりになります。

気の抜けた「まぁ、いっか~」は一気に手放すパワーワードです

機嫌の悪い人には近づかない

学校や会社などでぷりぷりやむすーっと不機嫌さをあからさまにまき散らしているタイプの人がいたときに。

以前は「私のせい?何かしたかな?どうすれば機嫌よくなるかな?」とオロオロしていましたが、もうやめました。

どうしているのかというと、気配を感じ取ったら物理的に速攻離れて過ごします。

話しかけられたら「そうなんですね、ははは~」と話が続かないようにします。

うまくかわすってやつです。

最初はこわくても、続けるうちに慣れていきます。

自分の心地よさを守るため、やばいと感じたら離れる。

自分のせいかと思っても、相手が不機嫌な理由なんてホントのところは何が影響しているのかわかりません。

不思議なことにこのようにしていると、直接当たられることがなくなりました。

HSPは受け取りやすいので不機嫌な方からすると、よい吸収相手になってしまうんですね。

私は受け取りません」と決めて離れることでバリアができます。

こういう素直に感情を発散できる方って、発散さえできればすぐに忘れるので気にしなくて大丈夫です。

機嫌の悪い人からは速攻距離を置く。あなたは心地よいままでいてください

情報遮断して何もしない時間をつくる

日ごろから受け取る情報量が多く深い処理をしてしまうHSPさんは、通勤するだけでも消耗度が激しいです。

私はHSS型とう分類型なので好奇心が旺盛で知識欲も尽きなく(でも飽きっぽい)つい絶え間なく情報を欲してしまいます。

スマホで検索してたり本を何時間も読んだり。

テレビは混沌とした音が絶え間なく聞こえてダメなのでうちにはありません。

たまーにprimeで映画を観るくらいです。

ほおっておくと、得た情報から頭の中でぐるぐると考察して止まらなくなるので、意識的に何もない時間を少しでも作るようにしています

どのようにしているのかというと自宅のベランダから空を見る。それだけ!?って感じですが雲が流れていく様子を見たり、星が輝く様子を眺めたり。木の葉が風にそよぐところを見るのも気持ちがいいです。

ぼーっとしているという言葉の通り。

私はこれで思考のぐるぐるが止まり、すーっと楽になります。

空を眺めてぼーっとする時間。自然の力を借りてからっぽになろう

周りの人から好かれようとしない

ピース

人の気持ちがわかってしまうと「相手にイやな思いをさせないように」と気を使いすぎてしまう結果、自分が激しく消耗してしまう。

いつも笑顔で明るくいよう。でも長時間一緒にいたり長く話すと「あー早くひとりになりたいな~」となる。今まで人と関わる場面ではこんな感じでした。

今はというと、どんな相手でもまず挨拶はします。

でも無理に笑顔を作らない無理にしゃべろうとしない。

これだけでもずいぶん楽になり、落ち着いた気持ちと自然なタイミングでスムーズに話ができるようになりました。

これができるようになると、苦手な相手とは自然と会話が続かないです。笑

その代わり、心が通うような会話の時には楽しくて時間を忘れます。

密度の高い付き合いが増えた感じです。

それでも会話すること自体疲れますが、共感できる人との会話は消耗度が低いです。

嫌われないように、みんなに好かれるようにと思えば思うほど自分が無理をして苦しくなってしまいます。また、そう自分が思っていることに気付かず無理をしている場合もあります。

自分にも好きな人と苦手な人がいるように、相手にも好きと苦手があります。

それはあなたが決められることでもコントロールできることでもないので、もし嫌われたとしても自然なことなんです。

嫌われてもいい、無理していない自然な状態でコミュニケーションがいちばん楽

最初は無理と思っても慣れてくる

「いきなり変えることなんてできない!」と思われた方も、できる範囲でコツコツやってみることでだんだんとハードルが下がっていくかと思います。

最初は緊張&罪悪感でぶるぶるぶる~から

→ある時、あれ?大丈夫になっている?

→そして気が付くと通常にできている感じ

こっちがふつーになってたわ!となります。

心のらくちん度・生きやすさは確実に増えますのでぜひお試しくださいね。

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