HSP

仕事で活かせるHSPの隠れた強み

活かす

私は過去に編集者&ライターのお仕事をしていました。

そのあと、NPO法人や観光施設にに勤めたりと、いくつかの会社勤めを経験しています。

HSS型の私は飽きっぽく、ひとつの職場で自分なりに「やることはやった!」と感じるとよそに興味が移ってしまうので3年くらいでいつも転職しています。

私たちHSPが持っている気質のなかで、組織や会社で働くときにここは仕事に活かせていたんじゃないかな?と思われるポイントを考えてみました。

アイデアが豊かで情報処理が得意

アイデア
HSPの特徴の通り、私も受け取った情報に対して深くじっくりと考えることができます。

よくもわるくも、ぐるぐると思考して止まらなくなってしまうアレです。

それが仕事に活きてくると、自分の仕事のテーマに対してたくさんのアイデアを思いついたり物事を多角的に見ることができるなどの強みとして現れてきます。

例えば編集者の仕事でいうと、本のテーマや記事の内容を考えるときに提案できるアイデアが豊富だったり

「どうしたらより読者に伝わるか?」を工夫する方法をデザイン、レイアウト、色づかい、構成、文章多方面からていねいに考えたりすることができます。

少しの情報からでもポイントを効率よくつかむことができるので、情報収集してまとめる作業やデータからの分析や傾向を読み取るのも得意です。

細かいところに気が付くので、文章が合っているかどうかをチェックするための校正も資質に合っていますね。

時間がかかってしまうこともありますが、その分細かな仕事ができるのがいいところです。

集中力が発揮できるような環境であれば、編集に関わる情報を扱う仕事はHSPの特性を活かせると思っています。

未来予測で危険を察知できる

まだ起こってもいない出来事を想像して不安になってしまうところも、さまざまな仕事に活かすことができます。

イベントの開催や環境設定に携わる場合など、その場所で誰がどのような動きをしたらこういう危険があるかもしれないといち早く察知することができるのです。

この危機管理の能力はリスクマネジメントという組織の損害を軽減させるための手法でも使えます。

幼稚園や保育園など子どもに関わる仕事やデパートの催事、工事現場やアウトドア関係でもフィールドで起こりえることを先に想像してできる限りのリスクを減らすことができます。

イベントなどで突発的なアクシデントが起こっても、冷静にさえいられれば、持ち前の予測能力から「こう対処すればいい」という判断力が役に立つこともあります。

危機管理意識の薄い方と一緒に仕事をしたときに感じたのは、細かいことを気にして安全管理する能力って以外と持ってない人が多いんだな~ということ。

「そんなの大丈夫大丈夫ー!」「気にしすぎでしょ」といったタイプの方には向かない仕事です。

リスクマネジメントはHSPさんの敏感さと気づき、未来予測の危機管理能力が大いに発揮されるポイントだと思います

人間関係のブリッジになる

ブリッジ
人への共感力が高く、考えていることがわかってしまうので人と人との関係にも気づきやすいです。

HSPの性質的から、客観的に全体を見て調和を保とうとしてしまうので会社や組織、グループで「誰と誰をつないだらもっと状況がよくなるか?」「事業がスムーズになっていくか?」ということに気づくこともあります。

同じプロジェクトで動いていても、他人の考えていることがわからないのが通常で、自分ほどは考えていないんだな~ということに気づきました。

そんなことまで考えてるの?」と言われますが、逆に「え?みんなは考えてないの??」と不思議に思いました。

ほかの人が持っていない・できないことはHSPの強みになります

プロジェクトの進行状況を確認する場を設けたり、互いによく思っていない人同士の仕事の情報共有を促したり。

人材育成でも、この人からこの人にこんな感じで助言するといい効果が出るだろうな~と裏で手を回したりすることができます。

ただし、いっぺんにひとりで抱え込んでしまうとパニックになってしまうので、まずは自分の仕事の足元を固めてから全体のことに取り組みます。

全体で見たときにメリットがあれば、結局自分にも恩恵があることを感覚で知っているので、行動するとよい結果が生まれやすいです。

相手の気持ちを察してサポートできる

人の気持ちや思いを察してしまいやすい敏感さを持っている分、この人はこうしてほしいのだなという他人の気持ちを先回りすることも仕事で活かすことができます。

「あの人の仕事には、こんな資料があったらいいから先に作っておこう。」「あの人はいっぱいいっぱいだから、コーヒーでも差し入れしてみよう。」とちょっとしたことでも気遣いができると、目上の人からかわいがられることが多いです。

ここでちょっと気を付けたいのは、自分を犠牲にするような他人のサポートはしないこと

ただの都合のよい使い走りになってしまわないよう、しっかりと自分との線引きをしたうえで相手を気遣うことが大切です。

相手の痛みやつらい気持ちもわかってしまうHSPさんは、自己犠牲になってでも相手に尽くそうとしてしまうというやさしい面も持っています。

相手との境界線がなくなりすぎると、自分の負担が大きくなることで相手にも罪悪感を与えてしまい、結果としてうまくいかなくなります。

自分のことを後回しにせず、心地よいペースを保てる状態を確保してから余力でサポートする

くらいの気持ちでいるほうが、サポートされる側とも互いによりよい気持ちで関わりあうことができます。

五感の敏感さを活かして創造する

Gokan

音の敏感さや匂いの敏感さ、色や光に対する鋭い感覚もHSP気質の特徴のひとつ。

「こんなささいなことが気になるなんて」とへこんでしまうこともありましたが、これって、クリエイティブな仕事に関しては最高の強みになります。

実際、私のまわりでアートに関わる仕事をしている友人たちは、もれなくHSPさんだと思われます。

その人その人にしか見えない感じられないような独特の世界観をアートで表現できることはすばらしい才能です。

映像制作やWebデザイン、建築、染色や陶芸などの伝統工芸にも五感の感覚は欠かせません。匂いへの敏感さはアロマ関係の仕事に。味に敏感だと、料理や食に関する仕事にも活かすことができます。

こう考えていくと、デメリットよりも可能性のほうがはるかに多いのがHSP気質なのです!

直接クリエイティブな仕事に関わっていないという方でも、自分の持って生まれた五感を開放できる音楽、ものづくり、写真といったような趣味を

日常に取り入れるだけで心の満足度はぐんと高くなり、楽しみが増えて日々が充実していきます。

「どうすれば自分の五感を活かして楽しむことができるかな?」

と日ごろからぜひ考えてみてくださいね。

コミュニケーション能力を育てていく

こんな風に、じつにさまざまな能力が備わったHSP気質ですが「コミュニケーション能力と言われると苦手」と感じている方も多いです。

私自身も会社勤めをしていたとき、特に最初はそこで何度もつまづいてきた経験があります。

上司に感情が爆発して止められなくなっていきなり帰宅したり、パワハラに立ち向かえずにストレスでやられたり、自分の意見を言えずに人に合わて嫌な思いをしたりと会社勤めの人間関係で本っ当にいろんなことがありました。

会社の人間関係で悩んでいるときに、HSPさんが身に着けておきたい防御策は自己肯定感とコミュニケーション能力の2本立て。

どちらか一方だけよりバランスをとって両方一緒に育てていくと、無理なくいけるのではないかと感じます。

精神科医ゆうきゆうさん監修の“マンガでわかる!心理学超入門”がストレートな具体例が多くて参考になります。

Amazon.co.jp: マンガでわかる! 心理学超入門 [マンガ心理学シリーズ] eBook : ゆうきゆう: 本

PM理論を使った上司のタイプ別対応方法、アサーションを使った上手な仕事の断り方、

自己肯定感を高める心理学やマーケティング手法から恋愛まで盛りだくさんに書かれています。

思想や心の中だけのあいまいな感じではなく「この効果を狙うためにはこの心理学手法を使ってこのように行動する」とはっきりとした行動指針がわかるので、人間関係に悩んでいる方は実生活で取り組みやすいと思います。

また、読んでいると「HSPではない方々の心理や考え方ってこんな感じなんだな~」という勉強にもなり

会社勤めがはじめての方にも実際に使えるところがたくさんあると思います。

活かすのも自由、使わないのも自由!

自分に与えられた気質や能力をどのように活かすか?って人生全般に関わる大きな大きな課題です。

一発目に「わたしこれやー!」って即決められて、あとはそれだけで生きてるような人ってなかなかいないと思います。

年齢や時間の経過とともに、使う能力や伸びてくる部分が変わったりもします。

でも、HSPの気質は生まれつきのものなのでほぼ変わることがありません。

もしあなたが自分のHSPや繊細さを変えたいと思っているなら、どんな風に活かせるかに焦点を当てて行動してみることで見えてくる景色は変わります。

もともと持って生まれた気質って、あなたにそれを使ってしあわせになってもらいたくて与えられているんだと私は思います。

大多数の人の習慣や性質に合わせるより、他人との違いに気づいたらそれを自分の強みとして活かすことをまず考えてみてくださいね!

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