HSP

アダルトチルドレンチェックリスト

アダルトチルドレン

子どもの頃に家庭内で傷つくことがあったり、機能不全家族で育ち心から安心して子ども時代を過ごすことができなかったことで

大人になってからも生きづらさや不安を抱えたまま過ごしている方はアダルトチルドレンの可能性があります。

表面上は「普通の家庭だったし、何不自由なく育てられてきた」と思っていても

子どもの頃に家庭でも孤独感を感じていたり、親に受け入れてもらえなかった

などの記憶が残ると無意識に自己否定を繰り返し、対人関係や恋愛などでもうまくいかないと感じることが多くなります。

  • 両親の仲がよくなかった
  • 家族の誰かにいつも気を使っていた
  • 親の愚痴を聞かされていた
  • 親を悲しませないようにと努力していた
  • 親に放置されていると感じていた
  • 親に信頼されていないと感じていた

といった直接的な虐待には入らないとされているようなことでも

子どもの頃に自分を抑えて傷ついた記憶として蓄積されている可能性があるのです

家族の不仲に対して自分で何とかしようとよい子を演じていたような場合もアダルトチルドレンの原因となってしまうこともあります。

アダルトチルドレンとHSPの違い

子どもたち2

HSPの方が持っている感じ方と似ている部分もありますが、HSPは持って生まれた気質による先天的な部分が大きく

アダルトチルドレンには育った環境が影響している後天的な要素が含まれます。

HSPの気質を持ちながら、幼い頃の状況によりアダルトチルドレンの状態を併せ持ってしまうことも考えられます。

HSPの気質を子どもの頃から否定し続けて、自己肯定感が低いまま大人になり生きづらさを持っている状態です。

※アダルトチルドレンは医学的な診断名ではありません。

チェックリストは参考としてご利用くださいね。

アダルトチルドレンチェックリスト

  • 自分に自信が持てない
  • 周りや人に合わせて考えが変わりやすい
  • 誰も自分をわかってくれないと孤独を抱えている
  • よくないことが起こると自分のせいだと思う
  • 自分より他人の意見が正しいと思う
  • 自己評価が低いのに完璧主義でもある
  • 人から嫌われることが怖いと感じる
  • 何もなくても不安や焦りや緊張感がつきまとう
  • 心から楽しめない、自分の感情がわからない
  • 他人との関係がうまくいかない

このように感じることがあれば、まずは子どもの頃の自分に「癒されていない傷ついた部分があるのだな。今までちゃんと見てこなかった自分がいるのだな」としっかり認めてあげてくださいね。

自分を責めることはまったくありません。

自分では気づかなかった子どもの頃の傷の部分に焦点を当てることが、不安や悩みの解消への第一歩につながっていきます。

子どもの頃の気持の根本にあるものは?

baby

子どもの頃、機能不全家庭で育った方にお話を聞いていると

お母さんは自分のせいでいつもイライラして不機嫌だった

両親は自分のせいで仲が悪かった

自分を責めている方が多いです。

そのことが、大人になってからの自己肯定感の低さや自己否定につながってしまいます。

「両親が悩んで苦しんでいるのに助けられなかった」という意識から、悲しみが解消できず自分や両親に向けた怒りに変わっていくパターンもあります。

でも、様々な思いの根底にある子どもが本来本心で願っているのは

両親に幸せでいてほしい、いつも笑っていてほしい』

というとても純粋でピュアな想い、本当にただそれだけなんですね。

子どもから親への愛は本気の無償の愛です。

両親が自分を愛してくれていたと心で感じたのは、どんな時でしょうか?

頭ではなく、心で感じることがポイントです。

不安になって泣いているときに大丈夫だよと抱きしめてくれた

欠点も含めて愛してくれた

自分をまるごと包み込んでくれるような温かさを感じたときではなかったでしょうか?

私たちが心で愛を感じるのは、お金や物質的なものを与えてくれたからではなく

自分の存在をまるごと肯定してくれたという安心感なんですね。

自分はありのままで受け入れられる。ここに存在していていいんだ、という絶対的な安心感。そこが欠けると子どもの心に傷が生じます。

たとえ両親にとってそんなつもりはなかったとしても、子どもの頃にあなたが感じたことが全てなのです。

親との境界線を引き、子どもの頃の傷を癒す

シャボン玉

両親の機嫌や不仲は決して子どものせいではなく、両親自身の責任です。

自分自身を本当の意味で幸せにできるのは、家族でもパートナーでも子どもでもなく自分しかいないからです。

それは、あなたではなく両親自身の人生の課題になります

「あなたのせいだ」「あなたのためだ」と言ってくる親は、自分の問題に目が向けられずに子どもに依存している部分があると思われます。

親自身が自分に自信がない場合、子どもの意思を尊重せず制限をかけるような行動を取ります。そのことが、子どもの可能性や自尊心を育む障害を作っているんですね。

現在も親からこのような圧迫感を感じていたり、自分がアダルトチルドレンだと感じている方はまず心理的にしっかりと親との境界線を作ることをおすすめします

物理的にも距離を置いた方が自分の気持ちが軽く楽になるのであれば、そうした方がいいです。

親のことを考えると怒りや恨むような感情が出てきたとしてもそのまま出して受け入れます。

詰まっていた感情が行き場を見つけて解消されることで、自然な気持ちも取り戻せるようになります。

https://pozirofunfun.com/hsp%e8%a6%aa%e3%81%ae%e5%bd%b1%e9%9f%bf%e3%81%8b%e3%82%89%e8%a7%a3%e6%94%be%e3%81%95%e3%82%8c%e3%82%8b%e6%96%b9%e6%b3%95/

アダルトチルドレンで生きづらさを感じている方は、子どもの頃一生懸命に両親を愛して幸せにしようとがんばってきたんですね。

もう親への責任は負わなくてもいい。親のために頑張らなくていいんだよ」と無力感に傷ついた子どもの頃のあなたに、くり返していねいに伝えて安心させてあげてください。

親のことは気にせず、あなたはあなたの望む人生を幸せに生きていいんだよ

と過去の傷を解放してあげることで、親の価値観や周りに左右されない本来の自分自身の人生を歩めるようになっていきます。

アダルトチルドレンには数種類のタイプがあり、タイプごとに対処方法や改善のポイントが変わってきます。

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