HSP

自然体で自分らしく生きるために

flower

「自然体で」「ありのままで」「自分らしく」と言われても、いまいちピンとこない、わからないという方がいらっしゃいます。

どういう状態が自然でどういう状態が不自然なのか考えたことがないと、改めて聞かれても以外とわからないのですよね。

私も以前、そんな状態でした。

「自分らしく」って何?どうやって確かめたらいいの?

何がわたしらしくて何がわたしらしくないのか自分でわからない。

と占いやスピリチュアルをさまよい、自己診断の永遠の迷子になっていました。w

私と同じようにみなさんが迷子になってしまわないよう、シンプルに「自分らしく」を見つけるヒントをご紹介しますね。

自分らしさに気が付くための感覚を研ぎ澄ます

heart mine

以前の私のように、頭で考えてぐるぐると迷走しないためには、からだと心の感覚自分の気持ちに気付けるようになることが大切です。

得意なことや好きなことをやっているとき、時間がスムーズに流れるような感じがしたり、うきうきと軽やかな気持ちを感じることはありませんか?

まずは日常で、その感覚をつかむ練習をしてみることをおすすめします。

ささいなことでも

今、ワクワクと楽しい気持ちを感じているな

重たくモヤモヤした感じがするから、これは自分らしいことじゃないんだな

と感じ取ってみてください。

気が付いたことは、ノートに書き溜めていくとわかりやすくなります。

自分らしくいられる状態

  • 自宅でリラックスして音楽を聴いているとき
  • 自然の中でぼーっとして過ごしているとき
  • などなど

自分らしくいられない状態

  • 人ごみの激しい場所にいるとき
  • イライラした人がそばにいるとき
  • などなど

こんな感じで、気が付いたらすぐにメモしておくのがコツです。

増えていくほど、自分についての理解が深まります。

HSPさんにとって感覚で自分をつかんでいくことは本来の自分に戻るための近道です

練習して感覚が研ぎ澄まされていくと徐々に「自分らしくいられる状態=心が軽やかで気持ちのいい状態に敏感になっていきます。

逆に「自分らしくない状態=しんどい・無理している・重たい感じがする」にも気付きやすくなっていきますので、どんな状況の時が苦手と感じているのかもわかりやすくなります。

自分らしくいられる状態」をできるだけ日常の多くの時間で感じられるようになると、すでに「自分らしく」過ごしていると言えますよね。

自分では変だと思っているところが最大の特徴だったりする

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現代の日本の教育や社会ではまだまだ

みんなと同じがいいこと

変な人は孤立する

自己犠牲になっても尽くす

といった集団心理が根付いています。

海外へ行けば日本の常識はまったく通用しないので、全部まぼろしだったんだな~と気づくことができますが、日本で暮らしている以上子どもから大人まで人生のあちこちでこの「まぼろし集団心理」が登場します。

この「まぼろし集団心理」の中では、自分の至らない点に目がいきがちになり日々溢れる情報から人と自分を比べてしまって自意識の競争に巻き込まれてしまいがちです。

そんな中で、人には言えない

自分のここが変!

こんなんじゃいけない!変えないと!

と思っているところって実は強烈な個性になっていることがあります。

相手にどう思われているのだろう?と気にしすぎてしまうぐるぐる思考で「絶対に人には知られたくない!!」というようなことでも、公開オッケーを出すことで最大のあなたらしさに変換されたりするものなのです。

私は「頭のなかがお花畑」とまわりから言われていましたがw楽天的な性格がまわりから見て一番インパクトのある私の個性だったんですね。

自分では短所と思っているところをぜひ一度見直してみてください。

一見短所に見えることでも、視点を変えれば自分らしさの大切な一部になっていることがわかります。

自然のままに生きる自然体って?

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私の考えですが「自然体で生きる」のは、より自然の流れに近づいて生きることだと思っています。

例えば、もしあなたがスマホもパソコンもない、テレビもない時代の小さな南の島に生まれたとします。家族は大勢で島中の人が顔見知りで家にカギをかけることもありません。

お金に囚われることがなく、お父さんは漁で獲物を取ってご飯を提供し、お母さんは子育てや家事をしてのんびりと過ごす。家族は一緒に過ごす時間が長く、生活の作業を分担する仲間でもあるので仲良しです。

日々の時間はゆっくりと流れて、自分自身の拠り所の確固たるコミュニティがあるので孤独や不安もない状態。小さな世界ですが、日々に時間もゆとりもあり、心はあたたかで自由です。

もしそんな暮らしだったら?と考えることが、私の「自然体で生きる」のヒントになっています。

現代の生活とはかけ離れているように思えますが、そうなったのはたかだか数百年のこと。

世界各地でそれぞれの暮らしがゆっくりと営まれていたのは、そんなに遠い話ではないと思うのです。

それに、広い世界では現に今もそれに近い暮らしている人々もたくさんいます。私は昔から、そういう海外の暮らしを紹介するテレビ番組を見るのが大好きでした!

そういう暮らしを思い描いて心に取り入れてみると「無理しないでおこう」という気持ちになれるのです。

目標に向かって生きる発展的な人生もすごいなぁとは思いますが「何者にもならなくても、私は私。全部そのまんまでいいんじゃない?」というリラックスした気持ちで過ごすことができるようになります。

このモードを取り入れていると、自然により敏感になって

「今日も空がきれいで、風が気持ちよくて、それだけでじゅうぶんしあわせだな~」

ゆったりとした大きな感覚に包まれるような安心感が沸いていきます

人間も自然界の一部なので、自然と一緒に生きている感覚がしあわせを感じる要素として備わっている生き物なのですよね。

もし今日の休日が南の島暮らしの1日なら、私はどうやってどんな気持ちで過ごすだろう?」とイメージで遊び半分、楽しみながら試してみてくださいね。

自分らしく自然体で心をクリアに保つ

「自分らしくいられる状況」を敏感に感知できるようになったら、ストレートにその状況を増やすための行動に移すこと。

私たちは心とからだが思考に邪魔されることなくつながっているとき、クリアな気持ちを感じることができます。

「ワクワクする!楽しそう!」と思ったことをスコーンとそのままやってみる

自分らしく生きるって、その繰り返しです。何にもとらわれる必要はありません。

外に答えを求めて迷走迷子になる必要もありません。

自分らしさ迷子になっている方は「今何をしたい?」「何をしているときが楽しい?」と自分に問いかけることからはじめてみましょうね。

続けることで、あなた自身がよりくっきりと見えてくるようになりますよ!

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