HSP

こんな時ほど自分を大切にしたい状況

ハート

人の感情や思いを共感してしまいやすいHSP気質ですが、相手を優先しすぎて自分がないがしろになってしまっていることよくもあります。

こんな時ほど自分を大切に!というぶれない自分軸を作ることにつながるポイントになる状況を考えてみました。

頼まれごとを受けるか受けないか?の状況

No
頼られることや人にお願いされることは、承認欲が満たされることにもつながるのでうれしくなってついオッケー!いいよと何でも引き受けてしまっていませんか?

長女気質で世話焼きな私も、よく考えずにソッコーで返事をしてしまうことが多いです。笑

こんな状況の時は、ちょっと立ち止まって自分の心に聞いてみることが大切。

  • 自分のやりたいことが他にあるのに、後回しにしようとしていないか?
  • 引き受けることで負担を感じる重たい気持ちはないか?
  • 相手が自分でできることなのではないか?
  • 自分にしかできないことで、相手が本当に困っていることか?

自分が心から引き受けたいと思っているのか、今一度考えてみてください。

引き受けるのが習慣になってしまっているお人好しなHSPの私のような方は、自分の気持ちに気づきにくくなっている場合もあります。

すぐにお返事をせず、考えてみる時間を持ちましょう。

スッキリとした気持ちで引き受けられそうなら問題はないのですが、自分にウソをついてもやもやしたまま引き受けてしまうことが重なると、次第に重たく疲れが溜まりストレスになっていきます。

そして無意識でもどこかで無理してるのって、頼んできた相手にも意外と伝わっていて「無理させたかな?」と罪悪感を抱かせたりしてしまうものです。

今後もよい関係でいたいと思う相手ならなおさらのこと断る勇気を持つことも必要だと思います。

できない時は「私はそれをできない」とハッキリ伝えることも、あなたという人について知ってもらうための第一歩。

頼んできた人が理由を説明せずに頼んでくるように、断る理由をあれこれ考えなくても大丈夫です。

断りにくいと感じている時ほど、自分の気持ちを大切に

仕事でもうちょっとがんばれる!と思う時

Work
HSPさんは真面目で頑張り屋さんの方が多いように感じます。

刺激追求型のHSSの気質もある方は、特に集中して一つのことに長時間取り組んでしまいます。

集中して「あと少し!これもやってしまいたい!」と熱くなっている時、ちょっと意識をカラダに向けてと聞いてみると「めっちゃ疲れた!もうここらでストップしたいよー」と頭で考えていることと反対のことを感じている場合もあります。

頭は仕事の内容や進行具合で判断するけど、カラダはそんなの関係ないんですよね。

頭を使った仕事をしていると、意識が特に上にいってしまいがちでカラダの声が聞こえにくくなっていたりします。

刺激や吸収する情報量が多いHSPさんにとって、休むための時間を確保することは本当に大切なこと。

私は休む時間の確保を基準にスケジュールを立てているくらいです。

自分にとって最適なペースを保つために、常に行き過ぎる前に休みましょう

ベストな状態で仕事ができるようにするためには、カラダの声の方にいつも気づいてあげることです。

元気なカラダありきの自分。やりすぎの波に乗る前に気づいて自分を大切に

みんながそうだから、私もそうしようと思う時

Many people
大人数で物事の流れが決まっていくような時、本当はそう思ってはいない。言いたいことがあるのにその場の空気を壊したくなくて「私も同じで」と言ってしまう時。

結論から言って、HSPさんに「まわりの人と同じようにしないと」ってものすごいストレスの原因になります。

HSP気質の方は5人に1人の割合で存在すると言われているので、5人中4人の大多数に合わせること自体に無理があります。

そもそも、人は同じ人なんて1人もいないので違うのが当たり前。大人数の意見や考えだから「正しい」なんて本当はないと思うのです。

他の人たちの考えが尊いのと同じように、あなたの考えも尊いもの。

本来はどっちも大事で優劣はないのです。

本音を閉じ込めることで無視し続けられたあなたの気持ちは、どんどん弱って行き場をなくして自信を失ってしまいます。

「自分の気持ちを大切にしたい」と思うなら、長いものに巻かれそうな時には「本当はどう思ってる?」と自分の心にたずねてみてください。

HSPさんが無理なく似合うのはマイペースな考え方です。

みんなと同じにしなくてはと思う時ほど、自分の思いや考えを大切に

苦手と感じてしまう人と接してる時

ヘッドホン

私が苦手と感じてしまうタイプの方は、ゴリゴリに感情表現が強くてイライラしてたり怒りをもろ外に出しているタイプの方です。

自分がそうできないからうらやましいと感じている部分も多分あるのですが、そういう方と接する時は緊張して疲れを感じやすくなります。

接した後の疲労感がハンパないので、できる限り近づかないようにしているのですがそういう時は自分の心に焦点を当てて接するように心がけています。

「〇〇でムカついてさー!!もうほんっつとに腹立つわー!」

と話しかけられている時に

「うん、うん」

と言いながら自分の心を感じるようにして

私には何も関係のない話である

私はうるさいな~と不快を感じている

と冷静に心の中で言葉にしていきます。

相手の不快感を私は受け取らない」と決めてバリアを張るイメージをつくります。

そして、できれば話を真正面から聞くことではなく別のこと、仕事やスマホなど集中できる別のことに意識を集中するようにします。

聞いてないとか言われても「あ、ごめん」でスルーします。なぜなら「聞きたくないわ」という私の心を大切にしたいからです。

続けていると、愚痴を聞いてくれる相手を探しているだけの方は、たいてい別の相手を探して乗り換えてたりしますのでご心配はありません。

誰かに言えばスッキリとするようなので、あなたでなくても大丈夫です。

苦手な相手の不快を受け取るスキを見せないで、自分の心を守る

どんな時でも、自分の心を大切にしていい

ハート大切に

全ての状況の前提になっているのは「自分の心は最優先に大切に扱っていい」ということ。

あなたの心はあなたにしか守ることができません。

誰にも遠慮せずあなたの感じていることを大切にして、いつでも不快感から守ってあげられるように責任を持つことで自分との信頼関係が育まれます。

人に合わせることだけが相手を大切にすることなのではなく、あなた自身が自分の心を大切にすることで周りの人たちも大切に思えるゆとりが生まれてきます。

ゆらいでしまいそうな時ほど「私の心を大切にすることで周りの人たちもしあわせになる!」と思い出してみてくださいね。

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