同じようなHSPの気質を持っていても、なぜか何事もうまくいっている方といつも悩んでしまっているつらそうな方がいます。
なんであの人はうまくいってるのに、自分はうまくいかないのかな?
と思ってしまうこともありますよね。
今の状況で幸せや満足を感じられない

いつも悩んでしまうタイプの方は現状に対して不足感や満たされていない感覚が常につきまとっています。
思考にフォーカスされているのが
「できない自分」
「欲しいものが手に入らない」
ないものやできない自分を自分から探して見つけ出しては自己否定のループやネガティブなループに陥りがちです。
一方でなぜかうまくいっているタイプの方は
今ここにすでにあるものや目の前のしあわせを探すクセがついているので
いつも満たされた感覚
でいることができています。
例えば
「あたたかい家があって、仕事があって生活できててしあわせだな。
おいしいご飯が食べられて今日も満足!」
と感じられるんですね。
人間関係でも自分から他人のよいところに気が付くので好かれることが多いです。
同じ状況でも、悩んでしまうタイプの方は
「もっと立派な家だったらいいのに」
「仕事がうまくできない自分はだめだな」
「今日はこんな嫌なことがあったな」
と自分からマイナスの要素を見つけ出してあえて拾ってしまっています。
人間関係でも他人のマイナスな面に目が行きがちなので、自然と不平不満が多くなります。
どちらがいい、悪いではなく、ただどちらにフォーカスしているかだけなんです。
こうじゃなきゃいけない!の思い込み

HSP気質の方の多くは根がまじめな方が比較的多いので物事に対して
「こうならなきゃいけない」
「こうしなきゃいけない」
といった思い込みをたくさん持っている場合があります。
なぜかうまくいくタイプの方はこの思い込みに気付くとさっさと手放して
「こうしなきゃいけないって私が思ってるだけかも」
「別の方法や考え方があるかも?」
と自分の可能性を広げていくことができています。
一つのことにとらわれず柔軟でいたほうが結果的にチャンスが増えることを知っているからです。
悩んでしまうタイプの方は思い込みに気づくことができても、不安や執着を持ってしまってストップしてしまいがちなので
同じようなネガティブなループから抜け出せなくなっていたりします。
自分で暮らしていけるという自信

なぜかうまくいっているタイプの方は
「自分で稼いで自分で生活していける」
という自信を持っている方が多いです。
- 会社や組織、自営業に関わらず仕事が合わなくて辞めたいとき
- 結婚生活がうまくいかなくて離婚したいとき
この感覚を持っていると必要以上に悩むことはありません。
仕事や家庭がどのような形になっても自分は大丈夫という自己信頼感がベースにあるので、何かを選択するときに不安要素が少ないんですね。
持っていない方は選択の先に大きな不安感や恐れを感じてしまいます。
がまんを重ねて本音を言えずになかなか一歩踏み出せないことが多いです。
「ある、持っている」にフォーカスしていると、例えば仕事を辞めることに関しても
「今まで何かしら仕事をした経験があるんだから大丈夫」
「掛け持ちで複数の仕事をする方法もあるかもしれない」
「前職で身に付けたことを活かしてもっと収入を増やせる方法はないかな?」
と前向きにとらえることができます。
「ない、不足感」にフォーカスしていると
「辞めて仕事がなかったらどうしよう」
「収入が減って生活が苦しくなったら」
「今より合わない職場かもしれない」
と不安な要素に考えがとらわれてしまい、できない理由をたくさん探してその結果行動がストップします。
思考ひとつで状況はいつでも変わる
もともとポジティブ思考な人だからできることでしょ?
自分には無理だわ。。。
と思ってしまう方もいるかもしれません。
私自身も過去には悩むタイプでしたが思考や感覚の練習によって切り替えることができるようになり、
今でも悩むこともありますが、そういう自分を責めることはなくなりました。
ですので、悩みのループは自分で抜け出せることができます。
いつでも満たされた気持ちでいられるなぜかうまくいくタイプと悩みが止まらないループをくりかえすタイプ
あなたはどちらでいたいですか?