HSP

やりたいことが見つからない

やりたいことが見つからない、自分には自信が持てることが何もない。

カウンセリングでも多いお悩みですが、以前の私も同じように

私は何がしたいんだろう?

何に向いているのかわからない

と長年悩み続けていました。

そんな風に悩んでしまう理由は、他人軸で成功している人と比較して自己否定を続けていたことにありました。

いくら自己分析してみてもわからない

私が今まで自分を知るために試してきたのは、性格診断やエゴグラム、ストレングス・ファインダー、自己分析ツールや占い、ホロスコープなど

あらゆる角度から思いつくままに色々なものを試してきました。

試してみたその時は、自分はこういう強みがあるんだと理解するのですが

それを活かして何か行動するということができなかったんです。

膨大な量の自己分析をしてみても、自分が変わった!と思えることはありませんでした。

成功している人と比較して苦しんでいた

それまでの転職回数も多いのに、これが自分の才能を活かした仕事!と心から思えるものも見つからず

このまま何者にもなれず、何も達成できなかったらどうしよう

と思っていました。

その不安の裏には、仕事で成功している人と比較して

今の自分は何もないからダメなんだ

と仕事への不満や不安、自己否定が常にありました。

仕事で成功できない、才能を活かした仕事が見つからない自分は価値がない

という根深い思い込みがあったんですね。

自己実現=しあわせという思い込み

  • 他人に認められるような仕事をしなければ成功ではない
  • 仕事で努力して何かを達成しなければ成功しない
  • 仕事で何者かにならないと自分には価値がない

生きているうちに、いつの間にかこのような価値観を身につけてしまって

自己実現することが幸せになるための方法と思い込んでいたんです。

けれども、常に仕事のことを考え、たくさんのタスクをこなして努力を続け、向上心でどこまでも上を目指していく!

というようなスタンス自体がHSPの自分には全く合っていなかったことに気づきました。

それはただの外から見た成功している人のイメージで、本心の私はそんなスタンスで生きることを望んでいなかったんです。

過去にハードワークで体と心を壊してしまった経験もあり、もっと自分を大切にしながらゆったりと穏やかな気持ちで楽しく仕事をしたい

これが、時間やタスクに追われることや、余裕のない気持ち、ピリピリとした雰囲気、人との競争が苦手なHSPの私の本音でした。

他人軸から自分軸に戻って

他人軸が解消されて自分軸に戻ると、そもそも成功って何ぞ?という問いからはじまり

それもすべて、ただの外側の思い込みやイメージだったことに気付かされます。

才能を活かした仕事がない自分は不幸だ

自己実現できないとしあわせではない

という思考自体が他人軸で自己否定して自分を追い詰めるもとだったんですね。

いくら自己分析しても、自分がわからない、変わらない理由の正体はここにありました。

何者でもないなら、何者にでもなれる

何者でもない自分に苦しんできましたが、自分軸が戻ったことで

何者でもなくてもそのままで自分にはじゅうぶん価値がある

自己実現してもしなくても、どちらでも私はしあわせに生きられる

という安心感が生まれてきました。

ここにきて初めて、過去の膨大な自己分析が役に立ち

本来の自分に合った環境や働き方、生活を選んでいけるようになりました。

何者にでもなれるなら、何になろうかな?と思えるようになったんです。

何者でもないということは、これから何者にでもなれるという可能性が広がっているということ。

むしろ肩書きなどない何者でもない方が、その時々で、自由に自分の可能性が開いていくのでは?

と今は思えるようになりました。

私はHSS型のHSPの気質を持っているので、縛られず流れに任せて変化していく方が自分に合っていると感じています。

適切なステップで解消できる

何がしたいかわからない、やりたいことがわからない

と悩んでいる方は、これから何者にでもなれる可能性がある方です。

そのためには、心から休むこと、傷を癒すこと、思い込みのブロックを外して自分軸を取り戻していくこと

という適切なステップが必要になります。

あせらずゆっくりと休むことで、本来の自分が戻っていきます。

まずは十分にパワーを補充してから、行動に移すとうまくいきますよ。

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