HSP

HSP・エンパスが生きづらさを解消するまで

HSP・エンパスの方が「生きづらい」と思っていることから

解消に向かうまでの流れをまとめてみました。

ご自身でもチェックできるかと思うので、試してみてくださいね。

生きづらさの原因は?

最初のステップは、実際にどういうところに生きづらさを感じているのか

具体的に見ていくことです。

人間関係でうまくいかないことが原因なのか、

環境による影響が原因なのか、

ライフスタイルによる問題なのか、

何がどういう時に「生きづらい」「つらい」と感じるのか

ポイントを見つけましょう。

人間関係での生きづらさ

おもに人間関係での生きづらさを感じている場合は

心のブロックが原因となっています。

あなたの中に「まだ癒やされていない傷がある」という状態です。

特に幼少期に何かつらい出来事があり

自分を守るために作った保護のための機能を

そのまま維持して大人になってしまうと

その機能により苦しめられている場合もあります。

「もう癒しは終わりました」という方でも

自分の過去やマイナスの出来事を否定するような意識がある場合は

無自覚に過去の傷を繰り返してるパターンもあります。

幼少期の両親との関係は特に恋愛の問題につながりやすく

思い出すと感情が揺さぶられる恐怖から

無理に閉じ込めていることもあります。

「傷がある」ことを認めない限りは

癒やされることもありません。

癒やされた状態というのは

自分に思いやりや肯定的な意識を持って

ジャッチすることなくどんな感情も受け入れられている

いつでも安心できる状態です。

男性性と女性性のバランス

過去の傷を見ていくと

男性性と女性性のバランスにたどり着くこともあります。

どちらの性別でも同じように

男性性と女性性は存在しています。

男性性は

一点集中・目的・欲しいものを取りに行く・外側に向かう・思考

女性性は

受け入れる・育む・流れに任せる・癒し・内側に入っていく・感覚

というようなイメージです。

現代の生活では男性性を必要とすることが多いため

バランスが大きく崩れている方も多いです。

普段からスピードや効率、過程よりも結果を求めてしまう

思考でばかり考えてしまうような方は

男性性に偏っている傾向です。

自分の中の男性性が癒やされていないと

人に対して敏感になりすぎたり

物事に対する警戒心が大きくなっていたり

女性性を保護するための意識に傾きすぎて

本来の安心感から遠ざかっていく傾向があります。

バランスが取れていると

女性性の感覚的な部分がのびのびと開かれ

男性性で自分の実現したいことを行動していくという

両方のメリットを活かせた状態になります。

癒やされた状態から次のステップへ

心の癒しが完了すると

HSP・エンパスの持つ繊細さや敏感な感覚は

自分の強みとして逆転していきます。

今まで否定的に捉えていたことが

「自分を守るために必要なことだった」

「必要があってこの能力が与えられていた」

と腑に落ちてくるようになります。

HSP・エンパスは弱いという一般的な考え方から

「私は弱くない・強く存在できる」

という確信に変わっていった時

本来の自分で人生を進めていけるような

情熱や行動力が湧いてきます。

自分に起こることは何ひとつムダなことはなく

HSP・エンパス本来のより軽やかで自由な心を取り戻していく

そのための過程として癒しが必要だったとわかります。

HSP・エンパスのあなたにしかできないことを

心の傷を癒すことが

本来の自分の能力を発揮して生きていると

HSP・エンパスの自分を否定することはなくなります。

コントロールしようとすることを手放し

全体の大きな流れの一部としての自分を受け入れて

無駄なエネルギーを使うことなく

必要なものはすべて向こうからやってきてくれる

そんな感覚で進んでいけるようになるのです。

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