私は刺激がほしい好奇心旺盛型のHSS/HSPなので、スマホのアプリも何かおもしろいのはないかな??とつい新しいものを探してしまいます。
もともと心理学や自分の内面に興味があるので、メンタル系のアプリを探すのがいつのまにか得意になっていました。
数々のメンタル系アプリを試して、使っていると心や感情が楽になったなHSPの敏感さのお助けになるな~と感じたマインドフルネス系のアプリを紹介します!
HSPにマインドフルネスは合う?
マインドフルネスはかんたんに言うと「思考や感情とらわれないで呼吸に集中して、今ここにただ在る」という意識の状態に近づけることです。
古くは仏教の瞑想や禅、ヨガなどから始まっていて、深いリラックス効果があり現在のストレス社会にも効果的ということで医療や心の安定を保つためのトレーニング、企業の研修などでも使われています。
HSPさんの場合は考えすぎて頭の中が不安でぐるぐるしてしまう前に、感情のデトックスとして使うと効果的だと思います。
私はジャン・チャーズン・ベイズ著書の「今、ここ」に意識を集中する練習という本を参考に日常に少しずつ取り入れています。
「利き手でないほうの手を使う」
「青いものに目をとめる」
「場所やモノを今よりよくして去る」
など1週間に1つずつで53項目、日常のなかでかんたんにできる練習をする
という流れですが、飽きっぽい私はそれだと続かないので一通り読んだあとは一覧表にしてトイレに貼っています。
そのなかのひとつ「電話をとる前に深呼吸」は今やしっかりと習慣になって、仕事で慌てていても落ち着いて対応できるようになりました。
「身の回りの音に耳を澄ます」
「水に意識を向ける」
「不安を意識する」など
感覚を使うトレーニングが多いので、もともとの感覚が鋭いHSPさんに取り組みやすい内容だと思います。
取り組みのコツや練習からの気づきや深い教訓と自分を変える言葉が各項目に載っているので
「習慣になったかな?」と思ったら本をめくってその項目の解説を見直すようにしています。
寝ながらマインドフルネスができるアプリ
マインドフルネスの効果を感じられるので取り入れたいのですが、毎日の瞑想は集中力がなくてなかなか続けることができませんでした。
そこで、マインドフルネスの状態に寝ながらなれる!!というすごいアプリ
「寝たまんまヨガ 簡単瞑想-睡眠・癒し・マインドフルネス」を愛用しています。
ヨガニドラーという瞑想の誘導に従って、からだに意識を向けながらほんの少し動かしたりするのですが毎回ほとんど即、寝落ちします。
そのまま寝てしまってもリラックスできた効果はからだによい効果をもたらすそうで、
公式サイトには200万ダウンロードを記録とあり眠れない民には強い味方です!
メニューは5種類で、さらにわかりやすい項目に分かれています。
- Sleep&Relaxation(リラックス・気持ちをリセット・心を癒す)
- Healing&Recovery(バランスを整える・気の巡りを整える・疲労回復など)
- Mindfulness(体と脳をリラックス・集中力を高める・脳と心をリフレッシュなど)
- Centering the Self(直観力向上・自信をつける・自己肯定感を育むなど)
- Nature&Travel(心を穏やかに・気分転換)
その時の気分に合ったものを選べて、時間も10分くらいの短いものから50分くらいの長いものまであるので使いやすいです。
(メニューの一部は有料です)
ヨガのようにからだを動かさなくてもいいし、瞑想のようにがんばって集中しなくてもいい。楽~に深いマインドフルネス状態に持っていけるのでお気に入りのアプリです。
眠る前に頭がぐるぐるしてしまいやすいHSPさん、日常でなかなかリラックスする時間が取れない~
という方はよかったら試してみてくださいね!
感情と思考の記録で自分のリズムを知るアプリ
次に紹介するのは、感情や思考を記録してビジュアル化してくれるアプリ「muute(ミュート)」。
こちらもマインドフルネスの手法のひとつである、ジャーナリングを使ったアプリです。
数々の感情記録日記系アプリを試してきましたが、内容・ビジュアル・使いやすさ・見やすさなどからmuuteがいちばん心地よいアプリでした!
ぱっと開いたときに心が和むようなデザインがほっこりとしていて
「『自分らしさ』を受け入れられる社会をつくる」
というミッションを持っている、muuteの作り手の方のあたたかな気持ちが感じられます。
記録には色がついたボタンの36個の気持ちを3つ選択して、何についてそう感じたのかをさらに選択していきます。
この項目はオリジナルで追加もできるので楽しいです。
どんな気持ち?(Feeling)→「嬉しい」「満足」「モヤモヤ」を選択
何について?(Thinking)→「友達」「食」「仕事」を選択
といったように使います。
そのあと、日記のページで
「友達とおいしいものを食べに行ってとても満足!」
「仕事でミスをしてしまい、モヤモヤしてしまった」
というように、思ったことや感じたことの詳細をそのまま書いてみます。
記録を続けていくと、思考と感情のつながりやよく使う言葉、感じていることをAIが分析して「あなたのこの感情は、この思考につながりがありそうです」といったように柔らかいビジュアルでわかりやすく教えてくれます。
また、感情のリズムを記録したグラフもあるので、時間軸で目に見えて月々のパターンを把握することもできます。
かんたんな質問ですが、ときにはっとさせられるような本質的なことを聞かれるので、自分と向き合うきっかけが生まれやすいです。
書くことで普段は気に留めないような感情や思考の傾向に気づきを得ることができる、優秀アプリ!!重宝しています。
禅を日常に取り入れてみるアプリ
「InTrip(禅・瞑想音楽アプリ)」はいつでもどこでも禅を体験できるようにつくられた日本初の禅アプリです。
1日3分でできる「気づく・ほどく・ととのえる」という3つのステップで、はじめてでもかんたんに禅を楽しめるコンテンツがあります。
禅ナビゲーターの住職さんの声や話のトーンを聞いているだけでもゆったりとした気持ちになり、心が落ち着きます。
環境音に耳を澄ませてどんな景色か想像してみたり、テーマに沿って瞑想したりとナレーションと心地よいサウンドが誘導してくれるので
禅の知識や経験がなくてもスムーズに入ることができます。
最初の1か月は無料(2021年現在)で以降は月額980円です。
日替わりの3つのステップのほかにも
「ストレスや不安を和らげる」
「パフォーマンスを高める」
「自分に自信を持つ」など
その時の自分に合ったものが選べるプログラムがかなり豊富にあります。
禅は瞑想で五感を研ぎ澄ませて内面に入っていくようなところがあるので、敏感なHSPさんも取り組みやすいリラックス方法のひとつ。
有料登録ではメディテーションサウンドもたくさん聴けるのでいろんな場面で活用できます。
日常のリフレッシュにアプリをうまく使おう
マインドフルネス系のアプリは現在需要が高まっているようで、たくさんの種類が出ています。
気軽に試して日常にすぐ取り入れられるところがアプリのよいところ。
日常のストレス解消やリラックスに取り入れてみてくださいね。
(アプリの情報は2021年9月の時点に基づいているので、変更になっている場合もあります)